テリアバークスの新しい音楽リリーススタイルを始めるにあたって(奥寺)

テリアバークスの奥寺です。


新型コロナウイルスの影響の中で生きているが、俺の年齢からすると正に毎日がヒヤヒヤもの。


まず入院すれば誰とも会えなくなる。


ひょっとしたらみんなと会う時は俺は箱の中かも知れない。


恐ろしや恐ろしや。


しかし新型コロナウイルスが日々教えてくれる事がある。


それは自分の居場所、そして自分の力、そう、自分の姿だな。


こういう時、クリエイターはこれを素直に受け入れる事が出来たら大きな物を得るのだろうと思う。


テリアバークスのみんなはそれを分かっている。


まあ、それだけ歳を重ねているヤツばかりだからな。


みんな音楽というツールで楽しみながら試行錯誤して苦労を重ねて来ている。


だからこのような事態に追い込まれても頭を抱えてじっとしていない。


その姿を見て俺は元気づけられる。


そして俺も動かされてこの歳である事を決心した。


それはテリアバークスのこれからの在り方だ。


テリアバークスのみんなは音楽において、その人にしか出来ないモノを身につけている。


しかしそれが良い物であっても、それが集結してもそれが簡単に仕事に結びつくような時代は終わった。


作品を売る。


中でも音楽、楽曲を売るという仕事はもう成り立たない世の中になってきた。


CDという媒体ももうすぐ消えていくだろう。


これからは音楽はファイルの時代。


ダウンロードして貰っても大した収益にはならない。


増してやストリーミング再生、Apple MusicやSpotify、YouTubeMusicなどで聴かれても1曲何円の世界だ。


これでは制作にお金がかけられない。


余程売れないと食っていけない。


若いアーティストはライブをやればいいが、テリアバークスの中心を担う還暦を過ぎて自分の作品に拘っている連中は新たな生き方を探すしかない。


その新しい生き方が出来る環境を俺が作ることに決めた。


それは非営利団体、非営利組織にして、音楽を無償で提供して、その音楽を何かに役立てる方法。


また、みんなのクリエイターの力を他の仕事に結びつけてそこで収益を産む方法。


後者は俺の立場としてはやり易いのかも知れないが、今回はあえて前者の、非営利団体を立ち上げることを模索している。


そして金沢のサウスクボカイナのテリアバークスからそれを始める事にした。


木村菜緒(菜象)、天埜めぐみ、そしてこよりの3人で形を作って行くことにした。


木村菜緒、天埜めぐみは色んなことが出来る力を持っている。

そして何より音楽作家だ。

そしてこよりもシンガーだけでなく、映像制作においては技術だけでなく、独特な世界観があり、大きな力になれる。

こよりも立派な映像作家だ。


この3人でまずは出来ることからやることにした。


正直なところまだまだ模索中。


しかし決めたことは、テリアバークスは全ての楽曲を無償で配信することだ。


今すでに、無料配信は始めているが、そこから見えてきたものがある。


作家に好きなことをさせられるということだ。


まあ、作家を信じてのことだがね。


商品という音楽。

趣味の音楽。


音楽にとってどちらが良いか?


音楽は趣味である方がいい。


商品だと人の意見も入るし欲が絡む。

俺もアーティスト、作家に意見も欲も絡めてきた。


これは当たり前の事なのだが、音楽の在り方が変わってしまった今、最も必要なのは音楽を続けていける環境を作る事ではないだろうか。


音楽というもの、売れないからやめるってのは元々おかしい話し。


今、こういう時代になったら作家が自分を思う存分出して、商品として音楽を考えずに、どんどん生み出して発信していく事が最も大切ではないかと思う。


作家が余計なことを考えず、どんどん作品を生み出す。


これ、本来のあるべき姿だ。


すると作家もこちらが思ってもいなかった作品を生み出す。


菜象(木村菜緒)が初音ミクを使って自由奔放に曲を書き上げる。


歌詞を逆に歌わせて最も伝えたいことを歌わせるのには驚いた。


その前に木村菜緒が歌謡曲を作る方が驚いたが!

これは程々にして欲しいが。


そしてこよりの作品では奇想天外なテーマで曲を書き上げる!


そして凜香と花梨ではポップな曲を書き上げる。


そして作った曲をどんどん生まれ変わらせる。


今日無料配信した、「動物園」など、これほど面白い企画はない。


初音ミクが歌った曲を一週間後に凜香と花梨が歌って無料配信!


ボカロの後に人が歌う。


これに込められたメッセージがテリアバークスの真髄だ!


最終的には人が居るんだよな!


これがテリアバークス!



これは周りからなんの意見も一切言わない、欲を一切絡めないから生まれて来る音楽だ。


そして天埜めぐみも生活に身近な歌を発信している。


そしてこよりも独特な世界観で映像を創り出している。


今のテリアバークスはとんでもないパワーを秘めている。


だからこそ金沢のテリアバークスを非営利団体にして、木村菜緒、天埜めぐみ、こより、そしてもう一人、事務。この四人が食べていけるように考えて、これまでに無かった音楽工房を作り上げようと考えている。


さて、それを聞いた木村菜緒と天埜めぐみが身近なところから動き始めた。


いずれ工房兼オフィスは作らねばならないのだが、それまでは経費削減で今の環境でやるしかない。


機材は昨年の秋に全て新しいものに入れ替えた。


機材、ソフト面では殆ど揃っている。


そんな中、天埜めぐみが工房の壁を貼り替えた。


それも百均などで経費を削減して、僅かな費用で工房の雰囲気を作り上げた。


天埜めぐみが一人でやったそうだ。


天埜工務店だな。


それには関しては下記URLより見て欲しい。


http://shirokuroshiro.com/archives/585


http://shirokuroshiro.com/archives/596


こちらがそうしてくれと頼んだ訳でもない。


天埜めぐみは何かを変えようと思ったのかどうかは分からないが、テリアバークスはいつも動いている。



新型コロナウイルスで人間の生き方を見直す良い機会になったことは間違いない。


長くなってしまったが、テリアバークスは新しいスタイルの音楽工房として多くの人に音楽を届けたいと思う。


そしてこれは俺の理想だが、無料配信する音楽ファイルがCDやレコードの価値観を高める事になればと願っている。


テリアバークス、お楽しみに!


奥寺

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