君のサバがいい?なんだこの歌?
テリアバークスのテリーです!
このテリアバークスは基本的に菜象(木村菜緒)と天埜めぐみの音楽工房だが、ホームページは俺も含めてDAISUKE、新しく加わる宮本、そして菜象(木村菜緒)、天埜めぐみ、そしてエグゼクティブ・プロデューサーとして御大、浅田様、そして音楽の識者?戸倉大介もブログで発信することにした。
さてだ、ココ最近、「君のサバがいい」という曲を初音ミクがふたつのバージョンを歌ってYouTubeで公開、テリアバークスのホームページで無料配信している。
そして一昨日、バレンタインデーに凜香と花梨が歌って無料配信して締めることになった。
さて、この「君のサバがいい」?
このタイトルを聞いた人はなんだこれはと思って当たり前だろう。
この曲を書いた経緯について昨夜、作家の木村菜緒とじっくり話した。
書くきっかけはなんだ?
それは鯖江市の南東?の低い山にメガネの看板があるらしい!
それが夜は光ったりとけっこうその辺では誰もに見られているようだ。
それがきっかけで書き始めたそうだ。
なんだそれ?
まあ、菜緒のようなちょっとおかしい奴の曲作りとはそういうきっかけで始まるみたいだ。
さてだ、菜緒の書いた歌詞によれば「お山がメガネをかけてる」とあるからけっこう大きいメガネかと思わせる。
しかしそれを見たことがある知人A氏によれば、「そこまで大きいものじゃないよ!山がメガネをかけてたら全国でもっと有名になるよ!」
と言われた?
まあそうらしいが木村菜緒がこの曲を書くきっかけになった事は間違いない。
元は2017年に「サバサバエバエバサバエフォエバー」という曲から始まったのだが、鯖江市のたんなん夢レディオで〝 サウンドストリートカフェ〟というラジオ番組をやっていたので、ふと思い付いて鯖江市をテーマに気楽に書いたそうだ。
しかしタイトルも長いのと、歌詞とメロディーが合っていないと思っていたので、いつか書き直さなくてはと思っていたらしい。
そしてボカロの初音ミクの声を聴いてメロディーが出来たそうだ。
ココ最近、初音ミク様々だな。
しかしこの歌詞、やはり面白い。
「君のサバがいい」のサバは傍を鯖江市の鯖に?
まあ、この辺りを追求したら面白くないからしない。
そして木村菜緒に、
「何を伝えたいんだ?」
とストレートに聞いてみた。
すると、
「何事ももっとあたたかくゆったり見よう!と言う事かな。」
と!
俺はこの言葉でなんとなくわかった。
確かにこの歌詞はあたたかい。
そしてゆったりと景色が流れる。
俺は鯖江市には行ったことがないが、この曲を聴くと、鯖江に行ってメガネをかければいい景色が見えて、良い未来が見えて幸せになるような気がする。
また、鯖江市の人はみんなメガネをかけているようにも(笑)
確かに木村菜緒が言う、「何事ももっとあたたかくゆったり見よう」だと思う。
そこで俺が伝えたいこと!
ここからが本題だ。
それは俺達、還暦も過ぎ、古希も迎えた連中が集まってこういう曲に触れられる事が幸せだと言う事を伝えたい。
テリアバークスは確かに音楽で食ってきてる連中の集まりだ。
腕もある。
連中はこれからどんな曲に巡り会えるか?触れられるか?で音楽の楽しみ方が変わってくる。
しかしテリアバークスに集まっている連中はジャズ、ブルース、ソウル、R&B、レゲエなどが好きな奴ばかりで、若い頃は身近の日本の音楽に抵抗を抱いていたような奴ばかり。
演歌・歌謡曲なんて全く縁のない連中ばかり!
好きなジャンルの音楽にしがみついてやって来た連中ばかり。
そのジャンルの曲にしがみついて。
だからオリジナル曲を作り上げるという事を真剣に取り組んだことが無い連中が殆ど。
しかしこの連中も歳を重ねていつからか気付き始めていたようだ。
やはり日本人だからオリジナルの日本語の歌も歌いたいと。
これなんだな!
ジャズばかり歌っていたAYAというシンガーが素直に言っていた。
曲を書こうとしても邪魔するものが多すぎて今はまだ書けない。
既存の曲で良いと思う物は沢山あるがどうも手が出せない。
こう言ってるように、既存の曲にこういう連中は簡単に手を出せないんだよ。
これは俺もよく分かるんだよな。
良いと思っても抵抗してた曲。
テリアバークスの連中のジャンルの壁は相当高くて分厚い。
だからジャンルの壁を超えたつもりでも超えて無くて壁の上から上から目線で見てるところがある(笑)
あるんだよこういうの!
俺はジャズやってるから。
クラシックやってるからと言うのが。
ここは正直に言うが、曲を書いている菜緒(菜象)などジャンルの壁の向こうから嫌いな音楽に攻撃してたような奴だった。
「クラプトン?あんなのブルースじゃないじゃない!」
とか平気で言ってた。
そんな奴がクラプトンの「アンプラグド」をこっそり聴いてそのコメントが、
「いいじゃない!」
だ!
おまえ何様だ?
そう、テリアバークスの連中はみんなこんな奴だったんだよ!
だから良いと思ってもなかなか手を出せないでいたんだな。
そんな時だ!
何を間違ったか、ジャンルの壁の頂上で違うジャンルに最も攻撃してた菜緒が「君のサバがいい」と言う曲を書いて、「何事もあたたかくゆったり見よう」なんて言い出したんだな!
それだけじゃない!
この約5年間に80曲近く曲を書いてる。
中には歌謡曲も!
それだけじゃない!
カラオケ大会の審査委員長をつとめて、自分が選ぶ賞を設けて受賞者に曲を提供してリリースまでしている!
その曲のタイトルが、「明日へのお土産」という応援歌だ!
メッセージソングだ!
ジャンルの壁の頂上で攻撃してた奴に何が起こったんだと驚いたよ!
これには俺だけじゃなく、テリアバークスに集まっている連中みんなが驚いた!
しかしだ!
そのどうかしちまった菜緒が書いている曲が良かったんだよな!
流石に音楽をよく聴いてるだけに美味しい音も使ってるし構成もよく出来ている。
昨夜、菜緒が面白い事を言ってた!
「AmからDm行く時に罪悪感を感じる。だからFmaj7へ行って俺はまだちゃんと俺だと言い聞かせる!」
マニアックな話しだが、曲を書くにあたってはジャンルの壁の下で相当苦労してるようだ。
しかしこんな奴が書いた曲だからテリアバークスの連中も手を出せたんだ!
そう、これが俺が伝えたかったことだ!
これも昨夜菜緒と話したこと。
まあ、みんなレンコン。
中は穴だらけ!
菜緒は金沢で土が良かったから加賀レンコンになったが所詮レンコン。
穴だらけ!
みんな菜緒の事をそう思っているから菜緒がどんな曲を書こうと手が出せるんだな。
だから今ではジャズシンガーのAYAは菜緒の曲ばかり歌って毎夜仕事をしている。
気軽に歌っている。
またそれがいいんだ!
さて、菜緒の事をこき下ろして来たが、これもアイツだから書けること。
みんなヤンチャな生き方して来ているからこれくらい書かなくては嘘になる(笑)
まあ、突然変異かも知れないが菜緒が曲を書いたからこういう環境が生まれた。
菜緒には感謝しなくてはならないのか?
嫌だな〜(笑)
まあ、カミさんのサポートが無かったら菜緒もただのレンコンだったろう。
切ったらデカい穴があいた!
さて、同じ畑で育った連中が集まって、ジャンルの壁を平気で超えて楽しんで音楽をやっている。
平均年齢、63才!
やっと連中、この歳でジャンルの壁の上に腰を下ろして落ち着けたんだな。
続けよう!
それだけでいい!
テリー