避けて通れぬ臭い歌「あめんぼ」?


テリアバークスの戸倉です。


2020/12/19 こよりの新曲「あめんぼ」を配信リリースした。


こよりの第三クールとなる「対自分関係」の第二弾です。


第一弾は10月にリリースした「風船が割れそう」。


9月にアルバム「歯車」をリリースしたばかりなのだが、このようにこよりはもう次のステージに進んでいる。


これは菜象(木村菜緒)が進めているのだが、こよりもよくついて行っている。


前作の「風船が割れそう」もとても難しい歌だったので歌うのは大変だったと思う。


そしてこの「あめんぼ」。


菜緒に言わせたらちょっと臭いメロディーを選んでいるが、その反面とても難しい音を散りばめて臭さを消していると。


そこでどうして臭いメロディーをあえて選んだのか聞いてみた。


それはこよりが臭いメロディーをどう処理するか見たかったからと言う。


さて、その臭いメロディーとは?


Aメロもだが、特にBメロにあたる、


「貴方に逢えば私が壊れる」


のところだ。


さて、臭いメロディーという言い方はよくないかもしれないが、音楽の世界ではよく使う言葉だ。

こちらの言い方で、よくあるメロディー、歌謡曲臭いメロディー、大衆的なメロディーとでも言っておこう。


確かにこのメロディーは臭いメロディーだし臭い歌詞だと思う。


菜緒に言わせればこの「あめんぼ」は全てあえて臭い歌詞にしたと言う。


たしかにそうだ。


これまでのこよりに書いた曲の歌詞は異色の世界観のものばかりだ。


だからあえてこういう曲にしたそうだ。


そして菜緒が言ったことが面白かった。


これまで、こよりとの間では“歌い方”など語り合ったことはほとんど無い。全てこよりに任せているから、自分の書いた歌はこよりの色を付けてくれる。だから「あめんぼ」のように、新しいチャレンジが出来る。



やはりそのアーティストの「個」を大切に考えている。


そしてこよりはその臭いメロディーをこよりの歌で歌った。


そこには飾り気のないこよりの歌があった。


飾り気が無いことで臭いメロディーがすんなり聴ける。


やはり何を歌ってもこよりの歌


そういう意味で今回の「あめんぼ」はこよりの新しい世界を見た。


ファルセットを使う歌い方。


これもこよりの新しい歌。


音楽って目指すところがなく、こうやって作品を作りながら探って行くものなんだろう。


そして私が伝えたいのは、この「あめんぼ」の次にもう控えている曲があることだ。


来春までにはこよりの3rd. プロジェクト「対自分関係」の第3弾としてリリースする。


その曲のタイトルは「茜」(あかね)だ。


菜緒はプロジェクト「対自分関係」の本質はこの「茜」にあると言う。


ハッキリ言って暗い曲だ。


また異色な世界に戻る。


この「茜」に行く前にこの「あめんぼ」

で寄り道した世界を見ておきたかったのだろう。


それは臭い世界にこよりを置いてもこよりになるという確認。


こういうのもたまには有りだという確認。


いろいろ回りくどく書いて来たが、この「あめんぼ」はこより、菜緒にとっても避けて通れない道を選んで作った作品なのだと思う。



さあ、2020年のクリスマスが目の前に。


コロナ禍でのクリスマス。


どう過ごすかは人それぞれ。


ただ、これまでとは違ったクリスマスになることだけはまちがいない。


今日、テリアバークスより今年のクリスマスソング第2弾を贈ります。


菜緒が20年ほど前に書いたクリスマスソング。


タイトルは!


「クリスマスケーキ」


時間が無かったのでボーカロイドの桜乃そらが歌っているがお聴きいただきたい。


こういう世界観を持っている菜象(木村菜緒)がいることを改めて知って欲しい。


それによってこよりの「あめんぼ」が映える?


のかも知れない。


戸倉